最先端22 nmプロセス採用マイコンMD6605
デジタルパワーマネージメントIC MD67xxシリーズに搭載
マイコン内蔵デジタルパワーマネージメントIC MD67xxシリーズ
MD67xxシリーズは、当社の強みであるアナログ電源制御のノウハウと、マイコン技術を融合したデジタルパワーマネージメントICです。
従来のアナログ制御回路よりも構成部品が少なくなり、コストパフォーマンスの高い、高効率で低ノイズな電源システムを容易に構成することができます。
次世代パワエレ制御用マイコンMD6605の新規開発
量産中のMD67xxシリーズに搭載しているのはMD6603というマイコンです。この後継品として、パワエレ制御に特化した当社独自のマイコン「MD6605」を現在開発しています。
MD6605は、32ビットのCPUコアとDSP、EPUを組み合わせた独自のマイコンで、最先端22 nmプロセスを用いたReRAMを内蔵しています。
MD6605の特長
- 最先端22 nmプロセス採用
- チップ面積の削減
- 低消費電力
- 不揮発メモリReRAM(Resistive Random Access Memory:抵抗変化型メモリ)を内蔵
ブロック消去不要でワード単位の書換えが可能 - 当社の電源制御ノウハウを凝縮し、パワエレ制御用として最適なシステムを搭載
- 高速逐次比較型A/D変換器
- 高分解能PWMタイマ
MD6605を搭載したデジタルパワーマネージメントIC
MD6605はデジタルパワーマネージメントIC「MD677x/672x シリーズ」「MXシリーズ」 に搭載予定です。
LLC回路の2次側出力を2出力同時に制御するなど、従来品よりもさらに複雑な制御が可能になります。
これにより、従来のテレビや照明向けの電源に加え、サーバーに搭載されているMPUのPOL(Point of Load)電源などにも使用可能です。
また、PFCを含む電源システム全体の高効率化も可能になります。
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